刺激的！予測不能な天王星！？【西洋占星術的、天王星が持つパワーと意味】

太陽、月を含む10天体を活用して人生を詳しく読み解く時に活用されるのが、ホロスコープです。それぞれの天体には、固有の欲求やエネルギーの特徴があり、どの星座やハウスに入っているかや、他の星との関係性によって数々の事柄を知る事ができます。

天体（エネルギー）がどんな星座（性格）で発揮されるかが分かります。

今回は、肉眼では見る事ができない、土星外天体（トランスサタニアン）と呼ばれる天体の1つ、【天王星】について見ていきましょう。

天王星とは、どんな星？

天王星は、軌道に対して横倒しになったような姿をしています。土星に似た輪があり、その輪の角度が軌道に対して、垂直になっています。

公転周期は84年、1つの星座になんと、7年も滞在する速度の遅い天体です。

天王星の象徴

天王星はギリシャ神話では、”ウラヌス”という神の名をつけられています。神々の王ゼウス（ウラヌスはゼウスの祖父）よりも前の、世界創造の時の神様です。

天王星は18世紀に発見されました。フランス革命やアメリカ独立など、”革命”の時代にその存在を知られた星なのです。

その為か、天王星は、改革、自立、開放などを司る星とされました。土星以降の天体。天王星、海王星、冥王星は同世代の特徴や世代的な影響を司るとされています。

天王星が持つパワーと特徴

発明、発見、改革、変化を司り、常に新しい未来に向けられているエネルギー。
「個」を意識させる星。例えば、大企業から独立して、個人事業を立ち上げ、ビジネスの新たなネットワークを作ろうとするような働きをする。
人生の中で改革すべき事を示唆する。
土星が示すものが、社会的役割や伝統だとすれば天王星はそれに相反して、改革をしようとする。
天王星は”伝統破り星”と言われ、化学や革新思想にも関係する。
立場を度外視した物事が活発になる。例えば、自営業に人、無職の人、定年退職した人などがイメージされる。
出生時のホロスコープで、天王星の影響が強ければ先見性とオリジナリティを必要とする仕事や、科学上の発明発見の分野で道が開ける場合がある。素晴らしい業績を残す事ができる。その影響が悪く出ると、異常性と非常識な行動が現れ、突然の運命の逆転を招く。
時に、孤立や反動的な姿勢を好む事がある。
どん底を経験してから、トップにのし上がるなど黒を白に変える大逆転を起こす。
これまでの常識や価値観、社会構造を打ち破ろうとした時、自分の中の天王星の力を感じるとる事がある。
天王星のパワーが社会から逸脱するような行動に見えるのは、未来的展望を現実のものとし、改革する目的があるから。
天王星の年齢域70歳～84歳
天王星を支配星に持つ星座は、★水瓶座です。水瓶座についての記事は『ひと味違う、自分のものさしを持つ水瓶座』へ