

占星術と言えば、12星座を真っ先に思い浮かべると思います。でも実は、占星術の主役は天体で、星座では無いのです。
天体は、私たちの心の奥底から湧き出るエネルギー、又は、欲望、モチベーションの源と考えられています。10天体のエネルギー全てで、自分という人間が出来上がっているのです。
今回はその中の、美を司る天体【金星】を見ていき
ましょう。
金星とは、どんな星?

東の空に現れる「明けの明星」西の空に現れる「宵の明星」うっすらとした太陽の光の中でも、キラキラと光る星、明け方か夕方にしか見る事が出来ない、それが金星です。
金星の象徴

明るく輝く金星は、ギリシア神話では”アフロディーテ”、ローマ神話では”ヴィーナス”と呼ばれています。どちらも同じ、愛と美の女神として崇拝されてきました。
この女神は大きな貝に乗って海からやって来たとされています。
ルネサンスの時代の画家ボッティチェリがこの様子を絵画に残しています。このような神話によって、金星は、愛と美の惑星となりました。
星占いでも、金星は人気のある星です。愛と美以外にも、楽しい事、美味しいもの、金銭、恋愛、心地よさなど全て、金星が運んできてくれると言われているからです。

又、ギリシャ神話において明けの明星(あけのみょうじょう)と宵の明星(よいのみょうじょう)にもそれぞれ神様が存在します。
明けの明星が、ポースポロス(左上画像)宵の明星が、ヘスペロス(右上画像)です。
金星が持つパワーと特徴



金星とは?まとめ
ひときわ光り輝く愛と美の星、金星!
ギリシャ神話では、美しい愛の女神の名「ビーナス(金星)」にもなっています。
占星術的な意味は、愛情、美的感覚、魅力、センス、豊かさ、お金、ファッション、芸術や表現、幸福感、楽しみ、快楽、調和、好み、趣味、恋愛、パートナーシップなど、ワクワク、キラキラしたテーマを担当しています・:*+.\(( °ω° ))/.:+
特に、『愛』は、金星にとって、とても重要なキーワードです。
「金星、火星は恋愛の星」と言われ、恋愛運を見る時に、欠かせない要素となります。
あなたのホロスコープの金星は、愛情表現の方法を示しています。特に、「私は、こんな風に愛されたい!」を物語っているのです。【例えば、金星乙女座なら、誠実に、実直に、そして、自分が注いだ愛情と同じ分の愛情を求める。】とか、(それぞれの金星星座につてのお話は、後々ブログにて発信していく予定なので、お楽しみに!)ちなみに、「火星」は、「私は、こんな風に愛したい!」を語っています。(コチラも、後々発信していく予定です。)
金星は、どんな事を魅力的に感じるのかや、自分の魅力なんかも示します。
金星が強く出ているホロスコープの方は、人を惹きつける引力が強い場合が多かったり(男女共に)、譲れない美意識がハッキリあったり、優れた美的感覚を仕事に活かしていたり、芸術活動されていたりする事があります。
誰のホロスコープにも、金星は存在しているので、日常で必ず金星の力を使っているはずです。今話題の「推し活」も、金星のテーマの1つだと思います。
現実を生きる為に必要な事、人をイキイキと生かすのは、心の底から湧き上がる「ワクワク」です。間違いない٩( ‘ω’ )و
金星のキーワード
愛と調和、女性的魅力、女性性、好き嫌い、恋愛傾向、愛されたい欲求、金品、価値観、趣味、芸術、美的、感受性、快楽、官能、調和、協調性、社交、華やかさ
物事を楽しめない時や、心身のバランスを整えたい時に、金星のアロマオイルがオススメです!

お家でアロマ時間を楽しむ為の、癒しのアロマグッズを紹介!

これら上記内容は、以下の書籍を参考にブログ著者
”こづち丸”がまとめたものです。
西洋占星術を楽しく学べる本ばかりです。
興味がありましたら是非一読してみてくださいm(_ _)m
・鏡リュウジの占星術の教科書(鏡リュウジ 著)
・完全マスター西洋占星術(松村 潔 著)
・最新占星術入門(松村 潔 著)
・石井ゆかりの星占い教室ノート(石井ゆかり著)
・星読みプラス(石井ゆかり著)
・星占いのしくみ(石井ゆかり、鏡リュウジ 著)
・星のアロマセラピー(登石麻恭子著)