

火星星座シリーズ第5弾は、火星獅子座です。
前回の蟹座が
「守るものが定まったとき、静かに燃え続ける人」だとしたら、
獅子座は
「注目された瞬間に、本来のエンジンがかかる人」です。
伝えたい、輝きたい、認められたい。
その欲求を恥じるのではなく、
むしろ堂々と舞台の中央へと持っていける。
それが火星獅子座の、本来の動き方です。
誰かの拍手が、この人の背中を押す。
賞賛を追い風に変えて、もっと遠くへ行ける。
今回は、
自己表現を燃料に、人生という舞台を生きる火星獅子座(♌)を見ていきます。
火星という星が示すもの|あなたの中の「動き出す力」

火星は、意欲・行動力・闘争心・性的エネルギーを司る天体です。
古くは戦の神の象徴として語られてきましたが、
現代の占星術ではより個人的な問いへと読み解かれます。
何があなたを動かすのか。
何に本気になれるのか。
何をされると、魂の奥で傷つくのか——。
火星は、その人の「エネルギーが湧き出るパターン」を示しています。
たとえば、
- どんな場面で、本来の力が一気に解放されるか
- 欲求が生まれたとき、どういう行動として出てくるか
- 何を奪われると、闘志に火がつくか
火星が獅子座に置かれているとき、
そのエネルギーは、表現・誇り・承認という形をとります。
自分の存在を示せる場所、輝きを発揮できる舞台——
そういう「主役になれる瞬間」が、この人の火星を力強く燃やします。


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火星獅子座の基本性質|見せることが、エネルギーになる

獅子座は、火の星座です。
自己表現を愛し、創造することを喜び、誰かの中心にいることで輝く。
火星が獅子座に宿ることで、
欲求はより外向きに、より情熱的に、より「この舞台で一番になりたい」という方向へと向かっていきます。
見ている人がいるほど、力が出る
誰かの視線があるとき、この人のエネルギーは本来の大きさに膨らみます。
注目されること、賞賛されること、「すごい」と言われること。
それが行動を加速させる、最も効果的な燃料です。
逆に、目立てない場所、評価されない環境では、
燃えるはずの炎が行き場を失い、くすぶりはじめます。
最初から全力投球で動く
蟹座が安全確認から始まるとすれば、
獅子座は最初から舞台の中央へと歩み出ます。
準備より先に動く。計算より先に情熱が来る。
その積極性が、道をこじ開けていく力になります。
誇りが、最大のエンジン
自分のやることへの誇り、自分の表現への自信。
それが保たれているとき、この人のエネルギーは途切れません。
しかし、プライドを傷つけられたとき
無視されたとき、軽んじられたとき
そのエネルギーは別の方向へと一気に向かいます。
怒りは、激しく、そして鮮やか
溜め込むより、即座に反応するタイプです。
感情をそのまま表に出す。
それはある意味、正直で清潔な怒り方ともいえます。
強み|自己表現・統率力・創造的な行動力

火星獅子座の強みは、
自分という存在を惜しみなく差し出し、周囲を鼓舞していく力にあります。
① 人を引き連れる、天性の統率力
先頭に立つことへの抵抗がありません。
むしろ、先頭でこそ輝ける人です。
ビジョンを示し、チームを動かし、
「あの人についていこう」と思わせる磁力を、自然に持っています。
② 自己表現の幅と、その熱量
アート、スポーツ、パフォーマンス、プレゼン——
何であれ、「見せる」という要素が入ると、この人は格段に輝きます。
表現を通じて伝えることが、行動のひとつの完成形になります。
③ ポジティブなエネルギーで場を変える力
その場に入るだけで、温度が上がります。
悲観より楽観、消極より積極。
そのエネルギーが、周囲の人の背中を自然に押します。
④ 大局を見て、果敢に動く胆力
細部より全体。手順より方向性。
大きな目標を見定めて、勢いよく踏み出す力があります。
⑤ 創造性と、夢を現実に引き寄せる意欲
ゼロから何かを生み出す、その行為そのものが、この人の喜びです。
「こうしたい」という像が先にあって、そこへ向かってエネルギーが動く。
創造的な仕事や表現活動と、特に相性がよい配置です。
なお、獅子座は心臓・背中・血管と関わりの深い星座。
興奮状態が続くと、血圧や心臓への負荷が出やすい傾向があります。
燃やし続けることも大切ですが、炎をいったん落ち着かせる時間を、意識的に確保してください。
動き方の輪郭が見えてきたなら、次に浮かぶのはこんな問いでしょう。
「この衝動を持って生きている自分は、いったい何者なのか」
火星は、何に燃えてどう動くかを教えてくれます。
でも、その人の核にある光。何を輝かせながら生きるかは、太陽が示します。
その太陽のエネルギーを、墨と細筆による手描きのアートとして表現した作品があります。
自分の星を、日常の中に置いてみるという、もうひとつの方法として。
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火星獅子座と、お金の使い方
火星は金銭を主に司る天体ではありませんが、
欲求のパターンが、そのままお金の動き方にも滲み出てきます。
火星獅子座にとって、お金は「誇りと豊かさを演出するもの」。
見栄えのよいもの、自分の格を上げてくれるもの、人に見せられるもの
そういった対象への出費に、躊躇が少ない。
プレゼントも豪快です。
誰かを喜ばせる、その瞬間の高揚感そのものに価値を置くので、
気づくと予算をはるかに超えていることもあります。
一方で、
「自分の表現」に関わる投資—道具・舞台・外見—には
驚くほど惜しまない面があります。それはこの人の中では、浪費ではなく必要経費です。
太っ腹な気前よさと、プライドを守るための支出が同居している。
実際のお金の動き方は、他の天体・ハウス・アスペクトとの
組み合わせで大きく変わります。
ここはあくまで、火星獅子座的な傾向として受け取ってください。
火星獅子座の恋愛傾向|愛されることと、愛することの間で燃える

火星獅子座の恋愛は、
「ときめき」から始まります。
好きになったら、真っ直ぐに動く。
駆け引きより、情熱の直球のほうが、この人には似合います。
相手を口説くこと自体を、ひとつの舞台として楽しめる。
そのドラマチックさが、恋愛にも色濃く出ます。
愛情表現は、惜しみなく、大きく
照れることより、伝えることを選びます。
「好き」という気持ちを堂々と表現できるのは、
火星獅子座の、恋愛における最大の武器です。
認められることで、愛が深まる
自分の魅力を見てほしい、肯定してほしい。
それは承認欲求というより、
この人の愛の受け取り方そのものです。
「あなたはすごい」という言葉が、
愛情として、そのまま届きます。
火星獅子座(女性)が惹かれる男性像
頼もしくて、存在感がある人。
自分の意志と信念を持ち、どんな場面でも芯がぶれない人。
そして、自分を堂々と肯定してくれる人。
「あなたのことが誇らしい」と、言葉と態度で示してくれる相手に、最も強く惹かれます。
性的な傾向
賞賛とときめきが、性的エネルギーの着火点になります。
「特別な存在として扱われている」という実感があるとき、
この人の情熱は本来の大きさで燃え上がります。
演出も好む傾向があります。
ムードのある場所、特別な時間——そういった舞台設定が、愛の温度をさらに高めます。
プラスに出ると……
恋愛そのものを豊かに演出できる。
相手を照らし、関係全体を明るくする太陽のような存在になれます。
マイナスに出ると……
承認を求めすぎて、相手を疲弊させることがある。
自分がスポットライトを独占してしまい、相手の輝きを見落とすことも。

注意点|自分を照らす炎が、周囲を焦がすとき
火星獅子座のエネルギーは、
表現と行動に向かうとき、人を動かす熱になります。
でも、そのエネルギーがコントロールを失うと、
輝きではなく、眩しさとして周囲を圧迫することがあります。
プライドが、受け取る力を閉じてしまうとき
誇り高さは美しい。
でも、傷ついたプライドを守るために、
人の言葉を遮断してしまうことがあります。
「批判された」と感じると、そこで扉が閉まる。
改善のチャンスを、プライドが先に塞いでしまうことがある。
注目を求めすぎると、孤立する
常に舞台の中央にいたいという欲求が強すぎると、
周囲との間に見えない壁ができることがあります。
「この人は自分のことしか考えていない」と思われ始めると、
支持が静かに離れていく。
大雑把さが、信頼を削るとき
情熱と勢いで動くため、細部の詰めが甘くなりやすい。
夢の大きさに行動が追いつかない、
気づいたら無計画な約束をしていた、ということが起きやすいのも、この配置の正直なところです。
感情の波が大きいとき
テンションが高い日と、急に意欲が落ちる日の差が出やすい。
その波を自覚して、低い日には無理に燃えようとしないこと。
内側の炎は、静かにしていても消えることはありません。
【火星獅子座】のキーワード
自己表現 誇り高い 情熱的 リーダーシップ 承認欲求
ドラマチック 統率力 大胆 創造的 演出
エンターテイナー 野心 自己顕示 寛大 大雑把
私が感じる火星獅子座|舞台の上で、最も自分になれる人

火星獅子座の人は、
「見られている」という意識があるとき、別の次元の力を発揮します。
自分でそれを知っていて、うまく使えている人もいれば、
「なぜ人前だと自分が変わるのだろう」と不思議に思っている人もいる。
でも、それはこの配置の、本質的な動き方です。
視線を受けて燃える。
賞賛を受け取って輝く。
誰かの「すごい」という言葉で、さらに遠くへいける。
この人の火は、外からの風で大きくなる種類の炎です。
この人の難しさは、
舞台の外でどう生きるか、ということかもしれません。
評価されない日常の中で、
誰にも見られていない場所で、
それでも自分を燃やし続けられるか。
そのときの答えが、アートだったり、日記だったり、好きな人への言葉だったりする。
「誰かに見せなくても、自分のために輝ける」という感覚が育っていくとき、
この配置は、もっと自由になります。
表現したい衝動も、認められたい欲求も、
誇りを守りたいという本能も。
全部含めて、自分の火星の形として知っておくこと。
それが、火星獅子座のエネルギーを、最もいきいきと使う入口だと思っています。
自分の輝き方を知ることが、力になる!

その輝きも、誇りも、表現の仕方も、
生まれたときのホロスコープの中に、もうちゃんと刻まれています。
火星がわかると、自分のエネルギーが「何に向かって燃えているか」が見えてくる。
では、その炎を持つ「あなた自身」は、何者として生きているのか。
その問いに向き合うのは、太陽です。
あなたの太陽星座が宿すエネルギーを——
墨と面相筆で描き起こした、世界にたった一枚の作品として手元に置く。
そんな選択肢があります。
あなたの太陽を”かたち”にする|ホロスコープアート

生まれた日時のホロスコープをひもとき、
あなたの太陽星座が宿すエネルギーを、
手描きの細密デコレーションアートとして絵にしています。
「頭で知っている」から「毎日目で感じる」へ。
自分の星を絵として傍に置くことは、
自分の持って生まれたエネルギーと、静かにつながり続ける方法です。
この記事を読んで、
「自分が輝こうとする場所に、意味があったのか」
「表現への衝動が、生まれ持った火星の形だったのか」
そんな手応えが生まれたなら——
次は、自分の太陽が何を照らそうとしているのかを、
一枚の絵として手元に迎えてみませんか。
太陽のエネルギーを、世界でたった一枚の作品に描き下ろします。
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☀️ 太陽星座と組み合わせて読む|「動く力」と「在り方」をひとつにする

火星を読むことで、自分がどんな場面でエネルギーを解き放つかが見えてきます。
何に情熱を感じ、どんな方法で行動し、何を守ろうとするのか。
その衝動の質と、動き方のクセ。
でも、ホロスコープはそれだけではありません。
太陽、月、水星、金星—それぞれの天体が、あなたという存在の異なる層を映しています。
火星が「どんなふうに動くか」を示すとしたら、
太陽は「どんな自分として生きていくか」という問いに答えます。
この二つを重ね合わせて読むとき、
自分という人間の全体像が、初めて立体的に浮かび上がってきます。
ひとつの星を知るたびに、自分という地図の輪郭が広がっていく。
ぜひ、次は太陽星座を読んでみてください。
☀️ 太陽星座が照らすあなたの進む道|12星座記事一覧
- ♈ はじまりの火を生きる 太陽牡羊座
- ♉ 豊かさを育てる 太陽牡牛座
- ♊ つなぎ、広げる 太陽双子座
- ♋ 守り、育む 太陽蟹座
- ♌ 自分という光を生きる 太陽獅子座
- ♍ 気づきで道を整える 太陽乙女座
- ♎ 調和を編み直す 太陽天秤座
- ♏ 変容の力で使命から生きる 太陽さそり座
- ♐ 真理を探し旅路を進む 太陽射手座
- ♑ 確かな土台を築く 太陽山羊座
- ♒ 未来へ風を送る 太陽水瓶座
- ♓ 境界を越えて感じる 太陽魚座
火星と金星について|追いかける衝動と、惹かれる感性

誰かに近づきたくて自分から動いていくことと、
その人のどんなところに美しさや魅力を感じるか
この二つは、ホロスコープの中では別の星が動かしています。
火星は、欲求が湧いたときの動き方を映します。
金星は、何に心が揺れ、どんな愛の受け取り方をするかを映します。
自分の恋愛パターンや、人との距離の縮め方をより深く知りたいなら、
この二つの星をセットで読むことが、最も解像度の上がる方法です。
💛 金星星座が示す美意識と恋愛傾向|12星座記事一覧
- ♈️金星牡羊座 👉 燃え上がる恋と、ときめきの感覚|金星牡羊座を読む
- ♉️金星牡牛座 👉 ゆっくり育てる愛と豊かさ|牡牛座金星を読む
- ♊️金星双子座 👉 会話の中で惹かれ合う軽やかな愛|金星双子座を読む
- ♋️金星かに座 👉 守ることで深まっていく安心の愛|金星蟹座を読む
- ♌️金星獅子座 👉 ドラマチックに愛し、堂々と輝く 金星獅子座を読む
- ♍️金星乙女座 👉 細部に宿る愛と美学|金星乙女座を読む
- ♎️金星天秤座 👉 人との関係の中で輝く、洗練された愛|金星天秤座を読む
- ♏️金星さそり座 👉 深く結び、魂ごと惹き寄せる愛|金星さそり座を読む
- ♐️金星射手座 👉 自由に燃え、遠くへ向かう愛の冒険者|金星射手座を読む
- ♑️金星山羊座 👉 時を重ねて輝く、本物の愛と品格|金星山羊座を読む
- ♒️金星水瓶座 👉 自由で枠にとらわれない愛のかたち|金星水瓶座を読む
- ♓️金星魚座 👉 無償の愛を生きる、天性のセラピスト|金星魚座を読む
🌠 星と感性をひらく、こづちメルマガ
この記事を読んで、
自分が輝こうとする場所、認められたいと感じる瞬間に、
星のかたちが重なって見えてきたなら
読み続けてほしいメルマガがあります。
西洋占星術をベースに、
天然石・色・香り・アートという、感覚から入るテーマを通して、
自分という存在の奥にあるものを、少しずつ掘り起こしていく場所です。
知識を積み上げるより、感じながら気づいていくこと。
そのプロセスを、一緒に丁寧に歩んでいけたらと思っています。
自分の星と感覚が、どこかでひとつに繋がりはじめるときに。

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