

占星術でいう、10天体は私たちのエネルギーと関わりが深いとされています。しかし、日常生活で、天体を意識して生活する人はそうはいないでしょう。
10天体にはそれぞれ固有のエネルギーがあります。キーワードとなる言葉やその天体を表すイメージを日常に置き換える事で、自分の中の天体の働きを感じる事ができるかもしれません。
特に個人天体(パーソナルプラネット)と称されている、月、水星、金星、太陽、火星は個人に強い影響を持つと言われています。
今回は、個人天体(パーソナルプラネット)の1つでもある、【火星】について見ていきましょう。
火星とは、どんな星?

火星は攻撃性を司る天体です。夜空に赤い光を放つ星です。その赤い色が闘争心や激情などのイメージに結びついたのでしょう。
ギリシャ神話では、”軍神アレス”という戦争好きで、凶暴な神となっています。
ローマ神話では”軍神マルス”(マーズ)という神として、火星を神格化するようになりました。戦いの神様ではあるのですが、国家を守護し、国の繁栄と平和の神として言い伝えられています。
戦う情熱やエネルギー、勇気、勝負運など火星の逞しく、男性的なイメージが浮かび上がって来ます。
本能や、情熱の動力源のようなイメージです。
火星が持つパワーと特徴



火星とは?まとめ
生命力を燃やすことで、輝きを増す火星!
やる気、勇気、活気、闘志、野心など、体の奥底から湧き出る本能的な欲求や、情熱の炎をイメージさせます。
行動や活動のモチベーションを上げる為の動力源として、欠かせない要素です。生きるエネルギーそのものと言っていいかもしれません。
恋愛の星でもあり、恋愛対象が男性ならば、「好みの男性のタイプ」を表しています。また、あなたの火星星座は、「私は、こんなふうに愛したい!」を物語っていたりします。【例えば、火星がさそり座なら、じっくりと、深く愛を注ぎ、一心同体となるような愛し方とか】(それぞれの火星星座についての性格は、これから記事をアップしていく予定です)
でも、一方で、火星にはこんなキーワードもついて回ります。衝動的、怒り、暴力、負傷、事故、トラブル、攻撃性、戦争など。
その昔、火星は、マレフィック(凶星-不吉、災いの星)とみなされていました。トラブルや争いには、火星が絡んでくるからです。
凶星だからと毛嫌いしても、誰の心にも火星はあります。怒りや情熱、欲望などを抑圧すれば、不満や苛立ちが蓄積されていきます。感情に蓋をしたり、本能的欲求を見て見ぬふりをしても、それらが無かった事にはなりません。厄介ですが…( ; ; )
抑圧する事で、かえってそれがトラブルの種になったり、破壊衝動となって現れたりします。
火星が、良いとか悪いではなく、これは、使い方次第ですね(*´-`)
この根源的な大きなパワーをどう使いこなすのか(?.?)が大事です。
マレフィック(凶星)として猛威を振るうのか、物事を好転させる為、状況を打ち破るような情熱やエネルギーとして使うのか!?
できれば、戦争の星としてではなく、一人一人が個性を真っ直ぐに表現する為のエンジンとして活用して欲しい!
火星のキーワード
行動への意志、性的衝動、意欲、挑戦、戦い、怒り、好みの男性、攻撃性、男性性、アグレッシブ、情熱、赤、勇気、肉体、タフさ、闘士、行動力、積極性
やる気を出したい時、集中したい時、行動を起こしたい時、火星のアロマオイルがオススメです!

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これら上記内容は、以下の書籍を参考にブログ著者
”こづち丸”がまとめたものです。
西洋占星術を楽しく学べる本ばかりです。
興味がありましたら是非一読してみてくださいm(_ _)m
・鏡リュウジの占星術の教科書(鏡リュウジ 著)
・完全マスター西洋占星術(松村 潔 著)
・最新占星術入門(松村 潔 著)
・石井ゆかりの星占い教室ノート(石井ゆかり著)
・星読みプラス(石井ゆかり著)
・星占いのしくみ(石井ゆかり、鏡リュウジ 著)
・星のアロマセラピー(登石麻恭子著)