太陽星座とは何か|「当てはまらない」と感じる理由と、性格ではなく方向性を示す星について

    「太陽星座、双子座なのに全然社交的じゃない」
    「牡牛座なのに、全然落ち着きがない」

    そんな声を、これまで何度も聞いてきました。

    私自身も獅子座ですが、
    華やかさやリーダー気質、目立ちたがり屋。
    そのあたりは、むしろ真逆だと感じることのほうが多いです。

    太陽星座は、性格を表すもの。
    そう思われていることが多いけれど、
    本当にそうなのでしょうか。

    今回は、
    太陽星座とは一体何を表しているのか、
    そして「当てはまらない」と感じてしまう理由を、
    少し掘り下げてみたいと思います。

    太陽星座は、性格ではなく方向性を示す星

    太陽星座が示しているもの。
    厳密に言えば、それは使命であったり、
    魂の目的であったり、人生の道しるべであったりします。

    性格を表すものではないのです。

    確かに、その人の根底に存在しているもの。
    けれど、無意識のうちに自然と発揮されるものではない。
    それが、太陽星座の本当のところだと感じています。

    使命というと、少し大げさに聞こえるかもしれません。

    もっとラフな言い方に置き換えるなら、

    「この世に生まれてきて、これだけはやっておきたい」

    と感じること。

    意識できている人もいれば、
    無意識の中に眠っていて、気づかないまま過ごす人もいる。

    魂に刻まれた欲求のようなもの。
    それが太陽星座なのだと、私は思っています。

    ただし、ホロスコープに刻まれているのは
    太陽だけではありません。

    太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・
    天王星・海王星・冥王星。

    10天体それぞれが、
    星座やハウス、そして天体同士の関係性を通して、
    その人の中にある異なる側面を映し出しています。

    太陽はそのうちのひとつ。
    人生をかけて向かっていく方向を示す光ではあるけれど、
    その人のすべてを言い表すものではありません。

    人のホロスコープを見ていると、
    単純な人など一人もいないのだと、いつも痛感します。

    目の前の印象と、ホロスコープに描かれているものが
    まったく違うということも、珍しくありません。

    一皮むいたら、何を背負っているのかわからない。
    それが人間で、一人の中に宇宙が広がっているような感覚があります。

    本人ですら気づいていない一面。
    いえ、本人だからこそ見えていないものが、確かに存在する。

    なぜ、太陽星座の方向に素直に進めないのか

    では、なぜ太陽星座が示す方向に、
    私たちは素直に進んでいけないのでしょうか。

    それはきっと、
    世間や誰かの価値観を、
    いつの間にか自分の価値観だと思い込んでしまっているからです。

    私たちは生まれてから何十年という時間をかけて、
    社会の中で生きていくための教育を受け、
    生き抜くためのスキルを身につけていきます。

    その過程で刷り込まれた実感は、
    血となり肉となって、簡単には手放せないものになる。

    たとえそれが、自分に合っていないものだったとしても。
    苦しく、辛いものだったとしても。

    自分が本当に望むものより、
    「常識」という名の仮面のほうを、
    つい重んじてしまうことがあります。

    結婚して家庭を持てば幸せ。
    裕福な暮らしができれば幸せ。
    高い地位や肩書きを得られれば幸せ。

    そういう、目に見えてわかりやすい幸せの形が、
    時代の中で当たり前のように共有されてきました。

    もちろん、生きていくためにお金や物は必要です。

    でも、自分の心が本当には望んでいないものを、
    社会の価値観だからという理由だけで
    追いかけ続ける必要はないはずです。

    人のホロスコープを見ればわかる通り、
    人間というのは、驚くほど千差万別です。

    それを社会共通の一つの物差しに当てはめること自体、
    そもそも無理があるのではないでしょうか。

    自分を知ることが、幸せへの近道になる

    もしかしたら、あなたが本当に望んでいる幸せは、
    世間一般の価値観とは、少し違う場所にあるのかもしれません。

    だとすれば、
    まず自分を知るということが、
    幸せに近づくための、いちばん確かな一歩になってきます。

    その手がかりのひとつとして、
    西洋占星術のような占いがあると、私は思っています。

    占いの中には、依存させたり、
    不安を煽って支配しようとしたりするものも、
    残念ながら存在します。

    でも、本来の占いが映し出すのは、
    その人本来の性質や、これから訪れるバイオリズムのようなもの。

    それを日々の生活の知恵として活用していくこと。
    それが、占いの本来の使い方なのだと思います。

    太陽星座とは、
    自分が向かっていくべき、向かっていきたい方向性の、
    ひとつのヒントを与えてくれるもの。

    性格という「今の自分」を映す鏡ではなく、
    これから育てていく「目指す先の光」。

    そう捉えると、
    「当てはまらない」と感じていたことにも、
    少し違った意味が見えてくるのではないでしょうか。

    ☀️ 太陽星座が照らすあなたの進む道|12星座記事一覧

    ここまで、太陽星座そのものについてお話ししてきました。

    もしよければ、次はあなた自身の太陽星座の記事も
    覗いてみてください。

    太陽星座を、一枚の絵として持つという選択|ホロスコープアート

    太陽星座は、
    「すでに完成しているもの」ではありません。

    意識して育てていくことで、
    少しずつ光を増していく、
    人生をかけて近づいていく道しるべです。

    私にとってアートとは、祈りの形です。

    まだ光として定まりきっていないものに向かって、
    「どうか、育っていきますように」と、
    筆を通して静かに願いを込めていく。

    一枚一枚の線は、装飾であると同時に、
    その人の道しるべが、これからも
    確かに灯り続けることを願う祈りでもあります。

    だからこそ、
    その光を知識として頭で理解するだけでなく、
    日々の暮らしの中に、
    形あるものとして置いておけたらと思うのです。

    ホロスコープアートは、
    あなたの出生ホロスコープをもとに、
    太陽星座のエネルギーを軸に据えながら、
    墨と面相筆で描き起こす、手描きの細密装飾画です。

    星座をかたどった解説イラストではありません。

    同じ太陽星座を持つ方からのご依頼でも、
    ホロスコープ全体から伝わってくる空気感はそれぞれ違うため、
    仕上がりが誰かの作品とまったく同じになることはありません。

    自分でも気づいていなかった、
    向かっていきたい方向性。

    それを言葉ではなく、
    一枚の絵として手元に置いておく。

    知るだけで終わらせず、
    日々の中でそっと感じ続けていくための、
    ひとつの入口になればと思っています。

    ⬇️ ホロスコープアートの詳細はこちら ⬇️

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    「自分の当たり前だと思っていた幸せは、
    本当に自分が望んでいたものだったのだろうか」

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