

星占いでよく知られているのは、太陽星座。
けれど、人の心が揺れる瞬間や、
理由もなく安心したり、不安になったりする感覚は、
太陽星座だけでは説明しきれないことがあります。
その感情の奥にあるのが、月星座です。
月星座は、
無意識の反応や感情のクセ、
自分でも気づきにくい「素の自分」を映し出します。
この月星座シリーズでは、
月が持つ意味を入り口に、
感情・インナーチャイルド・心の安心の形を
ひとつずつひもといていきます。
月のイメージ

月という存在には、
どこか神秘的で美しいイメージがある一方、
人の心を揺さぶる狂気的な側面も感じられます。
満月の日には犯罪が増えると言われたり、
「ルナシー(lunacy)」という言葉が
狂気や精神異常を意味するように、
月は昔から人知の及ばない領域と結びつけられてきました。
安心感と不安、
癒しと混乱。
月はいつも、
人の内側にある言葉にならない感覚を
そっと照らし出しているように思えます。
月とは?

これまで紹介してきた太陽星座のお話から一転し、
ここからは月星座についてのお話です。
太陽星座が
「人生の目的」
「社会で発揮していく自分」
「意識的に選び取る生き方」
を表すのに対し、
月星座は、
心理・本能・感情といった
とても個人的で、無意識的な領域を表します。
特に意識していない時、
受動的に生きている時、
気を抜いている時に
強く表に出やすいのが月の性質です。
月は、
自分では気づきにくいけれど、
他人からは意外と見えやすい部分。
無意識で繰り返している癖や、
感情の反応パターン、
安心の形などを司っています。
月の意味は、
占星術の本や流派によって
解釈や表現が少しずつ異なります。
その違いも含めて、
月星座の世界を味わってもらえたらと思います。
月とインナーチャイルド
月は、心理学でいう
インナーチャイルド(内なる子ども)
と深く関係しています。
それは、
理性でコントロールされる前の
本能的で感情に正直な自分。
大人になった今も、
心の奥にひっそりと存在している
「子どもの自分」を表しています。
喜び、寂しさ、甘えたい気持ち、
怖れや不安――
そうした感情の源は、
月の領域にあります。
月の性質が満たされ、
自然に表現できている時、
人は無理なく、
自分らしく、
心が安定した状態でいられます。
月と感情
月は、
感情の快・不快のパターンを作り出します。
占星術では、
月は幼少期、特に7歳頃までの体験を表すと考えられています。
この時期に繰り返された体験や感情は、
その人の生き方の土台となり、
無意識の行動パターンとして定着していきます。
それは人格の基礎であり、
後から変えようとすると
大きなエネルギーを必要とします。
人は、
幼少期に慣れ親しんだ感情のパターンを
「自然」「安心」と感じやすく、
それ以外のものを不快に感じる傾向があります。
たとえば、
幼い頃に強い孤独を感じる体験を繰り返していた場合、
大人になってからも
似たような感情に触れると、
苦しさと同時に
どこか安心感を覚えてしまうこともあります。
月は、
そうした無意識の感情反応を
静かに映し出しています。
月と前世
月は、
前世で繰り返されたパターンを表すとも言われています。
人は何度も転生を重ねる中で、
繰り返し経験した感情や生活習慣を
魂に刻み込んできた――
そんな考え方があります。
前世で強く抱いた感情は、
月に記憶され、
現世の気質や情緒、性格の一部として
自然に現れてきます。
理由もなく感じる不安や恐れ、
懐かしさ、安心感、
説明できない心地よさや違和感。
それらは、
潜在意識に残された記憶から
生じているのかもしれません。
月の影響を知ることで、
自分の前進を妨げているものと、
心の安定につながるものを見分け、
そのバランスを取ることが
人生を生きやすくする鍵になります。
もう一つの視点:月は「欠損」であるという考え方
ここまで、月を
「素の自分」
「感情の土台」
として説明してきました。
けれど近年、占星術の世界では、
月をまったく違う角度から捉える考え方が注目されています。
それが、
**マドモアゼル・愛先生が提唱する「月欠損理論」**です。
月欠損理論とは?
月欠損理論では、
月を「生まれ持った才能」や「得意分野」ではなく、
今世では最初から備わっていないもの
として捉えます。
月は、
幼少期(およそ7歳まで)の感覚や反応を司る星であり、
大人になった私たちが
そこを人生の武器にしようとすると、
かえって無理が生じやすいと考えます。
この理論の特徴は、
「月を伸ばそう」としない点にあります。
なぜ、月を使おうとすると苦しくなるのか
私たちは無意識のうちに、
月星座が示す性質を
「自分らしさ」「得意な部分」だと思い込みやすくなります。
けれど月欠損理論では、
そこは
頑張っても安定しない場所
満たそうとすると消耗しやすい場所
だと考えます。
そのため、
・努力しているのに手応えがない
・なぜか自信が持てない
・同じところで空回りしてしまう
といった感覚が生じやすくなります。
これは、
能力や性格の問題ではありません。
「できない」のではなく、「設定されていない」
月欠損理論が示すのは、
「できない自分はダメ」という話ではありません。
ただ、
そこは今世で使う前提になっていない領域
だというだけです。
水を汲むためのバケツではなかった。
それに気づいたとき、
無理に満たそうとしていた努力を
手放すことができます。
月を手放すと、太陽が動き出す
月欠損理論では、
月を満たす代わりに、
太陽星座を生きることが重要だとされます。
月の領域で
安心や自信を得ようとするのをやめ、
太陽星座が示す
「どう生きるか」
「何を表現するか」
に力を注いでいく。
すると結果的に、
追い求めていた安心感は、
月ではなく太陽の方向から
自然と育っていくと考えられています。
まとめ
月星座は、
感情・無意識・インナーチャイルドを通して、
自分でも気づきにくい「素の反応」を教えてくれます。
太陽星座が
「どう生きていくか」を示すなら、
月星座は
「どう感じ、どこで揺れやすいか」を映し出すもの。
月を理解することは、
自分の心のクセを知り、
自分を責めずに受け入れるための
大切な入り口になります。
また、月の捉え方には
「月欠損理論」のように、
月を“満たすべき才能”ではなく、
無理に武器にしようとすると消耗しやすい領域として見る視点もあります。
そうした考え方も参考にしながら、
月に振り回されるのではなく、
太陽星座が示す方向へ進むためのヒントとして
月星座を読み解いていきます。
これからこの月星座シリーズでは、
それぞれの月星座が持つ
感情の特徴や反応のパターンを、
ひとつずつ丁寧に見ていきます。
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