

― 砂漠のサソリなのに水の仲間に入る不思議 ―
占星術では、12星座を4つのグループ
「火・地・風・水」=4エレメント
に分けて考えます。
エレメントは、その人の
行動のクセ・反応パターン・エネルギーの方向性
を表す重要な概念です。
🔗4エレメントについて詳しく知りたい人はこちら
👉 『西洋占星術の4エレメントで、あなたの行動パターンがわかる!』
そして、水のエレメントに分類されるのが
かに座・さそり座・魚座 の3つ。
かに座と魚座は水辺の生き物なのでイメージしやすいですが、
ここで多くの人がふと疑問に思います。
「え?サソリって水気の乏しい砂漠の生き物なのに、水エレメント?」
この記事では、
この不思議を占星術の象徴・歴史・心理学的テーマから
わかりやすく解説していきます。
🔗さそり座についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ 👉 真相究明の眼力を持つさそり座!【12星座性格タイプ】
🔮 結論
さそり座が水エレメントなのは「サソリの象徴が“深い感情”そのものだから
まず押さえるべきポイントはこれ👇
占星術は、生き物としてのサソリの“生態”ではなく
その“象徴”を元に星座を分類している
だから、
「サソリが砂漠にいるかどうか」
「水辺に住むかどうか」
は占星術では重要ではありません。
さそり座が水のエレメントなのは、サソリという存在が古代より
“深層心理・欲望・影・再生”
など、“水の象徴性”を帯びていたからです。
🌊 水エレメントは「見えない世界・感情・潜在意識」の象徴

水エレメントは、以下の領域を司ります。
- 感情
- 共感性
- 無意識
- 心の奥底
- 形のないもの
- 秘密・深層
つまり、水エレメント=
目に見えない世界すべてを扱うグループ。
▶ 3つの水サインのイメージ
| 星座 | 水のイメージ | 担当テーマ |
|---|---|---|
| かに座 | 表面近くの浅い水 | 家庭・情緒・気分 |
| 魚座 | 広く流れる海 | 共感・精神性・夢 |
| さそり座 | 光の届かない深海 | 深層心理・絆・変容 |
さそり座は、この中でも“最深部”を担当します。
🦂 さそり座だけが扱う“深海の感情”

さそり座は、
他の星座では扱えない 濃くて重い感情 を象徴します。
たとえば……
- 強い絆
- 信頼と裏切り
- 恋愛の深い部分
- 嫉妬
- 執着
- トラウマ
- 恐れ
- 心の闇
- 変容・再生
- 隠された真実
- 魂レベルのつながり
これはまさに、
底が見えない深海の水 の世界。
だからこそ、さそり座は「水エレメント」に分類されます。
🔥 「砂漠の生き物だから火では?」という疑問について
占星術では、エレメントを“象徴”で分類します。
- 火 → 自己表現・直感・情熱
- 風 → 思考・言語・知性
- 地 → 現実・物質・安定
- 水 → 感情・潜在意識・深層
さそり座は
“外へ発散する力”よりも
“内側に向かう力・深く潜る力”
が強いため、火ではなく水に分類されます。
さらに……
▶ 支配星は「冥王星(死と再生)」「火星(内なる情熱)」
これらはどちらも
内面的な強さ・変容 を象徴します。
そのため、さそり座の“水らしさ”がより強調されるのです。
🏺 古代神話では、サソリ=冥界の象徴

ギリシャ神話では、
サソリは巨人オリオンを刺し倒し、その功績で天に上がった存在。
古代ではサソリは
- 死
- 闇
- 秘密
- 再生
- タブー
- 冥界の力
の象徴として扱われていました。
冥界は“深い水の世界”と結びつけられ、
その象徴が現代の占星術にも受け継がれています。
🌟まとめ:さそり座は「水エレメントの最深部」を象徴する星座
✔ さそり座が水エレメントなのは、生態ではなく“象徴”が理由
✔ 水=見えない世界・潜在意識・深い感情
✔ さそり座は水の中でも“深海担当”
✔ 絆・再生・変容・影の感情など、深層を扱う星座
✔ 神話でもサソリは“冥界・変容”の象徴だった
「砂漠の生き物なのに水?」という疑問は、
“象徴の世界としてのサソリ”を理解するとスッキリ解けるはず。
水のエレメントの中でも、
さそり座はもっとも奥深く、
もっともミステリアスな役割を持つ星座なのです。
🔗さそり座についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ 👉 真相究明の眼力を持つさそり座!【12星座性格タイプ】


















