

西洋占星術は主に太陽系の10天体を活用します。この10天体のうち月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星までは肉眼で見る事ができる天体です。
その向こう側、望遠鏡を使わないと見えないのが、天王星、海王星、冥王星です。これらはトランスサタニアン(土星外惑星)と言われ、無意識の世界を扱うとされています。
確実に存在しているが、目に見えない”神の領域”とされています。
地球からかなり距離のある天体のため、個人で意識しづらい天体でもあります。こようなトランスサタニアンはどのように私たちに作用しているのでしょうか?
今回は神の領域の天体の1つでもある【海王星】について見ていきましょう。
海王星とは、どんな星?

海王星は天王星より外側に発見された、天体です。美しい青色をした天体で、肉眼で見ることが出来ません。
その美しい外見とは違い、実際の海王星の地表では暴風が常に吹き荒れているそうです。地球で起こる最大のハリケーンの6倍以上だそう・・・
この天体は、およそ165年かけて、12星座を1周します。約14年間1つの星座に留まります。なので、海王星も天王星と冥王星と同じく、世代的な影響が強く出る星と言えます。
海王星の象徴

海王星はギリシャ神話では、ポセイドン、ローマ神話では、ネプチューンという神様に重ねてイメージされます。
元々は水を司る神で、ローマ神話では、”海の神”とされています。
星占いでは、”形のないもの”を扱うのが海王星の役割となります。意識の境界線を溶かし、混沌や忘却陶酔といった事象を司っています。
海王星が持つパワーと特徴



海王星とは?まとめ
境界線を溶かして曖昧にする海王星!
海王星を支配星に持つのは、「天然、不思議ちゃん、などの異名を持つ、感性豊かな魚座」です。この2つは、不思議で、掴みどころのない性質が特徴です。
インスピレーション、夢、幻想、想像、陶酔、ヒーリング、神秘性、霊感、スピリチュアル、無償の愛、奉仕精神など、目に見えないものを担当しています。
出生時のホロスコープで、魚座が強く出ている人は、人の気持ちに敏感で、共感能力が非常に高かったり、目にに見えないものを感じ取る感性や、霊感があったり、根っからのアーティストタイプだったり、とっても愛情深かったりします。
どんな境界線も溶かしてしまう力があるので時に、現実と幻想、真実と嘘の境目が無くなったりします。
あまり良くない方向に出てしまうと、現実逃避や、詐欺、盲目的な恋、アルコールやドラッグに溺れるなんていうキーワードがあったりします。
これも使いよう!良い方向に使えば、素晴らしい叡智を授けてくれます。
様々なインスピレーションの源泉である海王星は、留まることを知りません。現実や区切られた世界の境界線を溶かし、大きく何処までも世界を広げて行きます。
見えないものとの繋がりは、誰にでもあるのです。
ただ見えないだけ(*´Д`*)
理想を持ったり、夢を見たり、想像を広げたり、目に見える現実だけが、全てではないと教えてくれるているのも海王星!生活に彩りを与えてくれているのですね。
海王星のキーワード
理想、曖昧で分かりにくいもの、幻想、無意識、直感、霊感、スピリチュアル、夢、神秘性、抽象性、芸術、想像力、自己犠牲、陶酔、水や液体、アルコール、薬、麻薬、献身的、慈悲深さ、奉仕、舞踏、放浪、愛、潤い、嘘、詐欺
自分を見失っている時、過去の辛い出来事を思い出した時、海王星のアロマオイルがオススメです!

お家でアロマ時間を過ごす為の、癒しのアロマグッズを紹介
サンダルウッドのルームスプレー。お部屋にシュッとするだけで、香りのミストが心を落ち着かせてくれます(´∀`)/
コンパクトなのにパワフルなアロマディフューザー!水を使わないので、雑菌が繁殖しにくく、香りが薄まらない。メンテナンスも簡単(*´꒳`*) (10mmか30mmのアロマボトルで使用)

これら上記内容は、以下の書籍を参考にブログ著者
”こづち丸”がまとめたものです。
西洋占星術を楽しく学べる本ばかりです。
興味がありましたら是非一読してみてくださいm(_ _)m
・鏡リュウジの占星術の教科書(鏡リュウジ 著)
・完全マスター西洋占星術(松村 潔 著)
・最新占星術入門(松村 潔 著)
・石井ゆかりの星占い教室ノート(石井ゆかり著)
・星読みプラス(石井ゆかり著)
・星占いのしくみ(石井ゆかり、鏡リュウジ 著)
・星のアロマセラピー(登石麻恭子著)